独 り 言(Vol 3) | Home | ExcelVBAPartsCollection | DownLoad | My Profile | ||
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独り言
年月日 |
記 事 |
2003/03/23 |
3連休最後の日曜日の今日、うららかな天気に誘われて、「かたくり」の花を観に行ってきました。行き先は、名古屋周辺の紅葉の名所「香嵐渓」。両側が小高い山に囲まれた風光明媚なところです。渓谷に沿って東に飯盛山という山がありますが、山の斜面に「かたくり」が群生して、3月下旬には一斉に花を付けるということを本で知って、早速訪れてみました。 何はともあれ、写真で見ていただくのが手っ取り早いので、HPでご紹介します。前日の記事にある月ケ瀬の梅と同じところに掲載しましたので、薄紫の清楚な感じの花がご覧いただけると思います。1枚、風景写真がありますが、香嵐渓の様子を写したものです。また、白い花は、うっかり名前を確認することを忘れてしまいました。ご存知の方がおられましたら教えていただけたら幸いです。 |
2003/03/21 |
今週の日曜日に月ケ瀬梅林へ行ってきました。紅梅はすでに満開、白梅は7分咲きといったところでしょうか。午後からあいにく雨でしたが、それでもだっぷり梅の香を満喫することができました。 そのとき撮った写真をこのHPにも載せておきました。トップページにある「MENU」の両側にあるボタンのどちらかをクリックすると見ることができます。よろしければご覧下さい。 ところで、昨日、とうとうアメリカがイラクとの戦争を開始しました。国連加盟国の多くは査察の継続を望んでいたと思いますが、アメリカは当初から"まずイラク攻撃ありき"で、開戦はタイミングだけの問題であったようです。これまでのイラクの対応がどうであったにせよ、国連の決議を待たず戦争に踏み切ったことは、唯一ともいえる軍事大国の驕りを感じます。 また、日本の対応も日米安保条約によってアメリカの軍事的庇護を受けていることによる当面の軍事的・経済的利益があるとはいえ、短絡的とも思えるアメリカ支持が、将来にわたっての国益に叶うものなのか、そのことが国家の安全面での危険を生み出す原因となるのではないか、という疑問を抱くのは私ひとりなのであろうか。 |
2003/03/15 |
年度末になって、このところ送別会やらお酒を飲む機会が増えてきました。そんなわけで独り言もご無沙汰が続いています。 今月末で退職される諸先輩の送別会で感じることは、どなたも一様に晴れやかな顔をしておられるなぁ、ということです。仕事での責任や肩書きに対するプレッシャーから解き放たれて、ホッとされるんでしょうね。第二の人生への歩み方は人によってそれぞれ異なりますが、肩の荷が降りて、これからようやく自分の好きなことを思い切りできるという歓びが、自然に笑顔となって柔和な表情を作り出してるようです。 また、諸先輩の姿を見ていると、とても元気で、5年や10年は現役を続けられそうな方がほとんどです。私が就職したばかりの頃に退職された方は、こちらが若かったせいもあるんでしょうが、なんとなく動作まで老けている感じがしたものです。 食生活の向上や医療技術の進歩によって日本人の平均寿命が大幅に伸びて、老後の人生も随分長くなっています。定年後を単に余生としてではなく、創造的な第二の人生を送りたいものです。 |
2003/03/05 |
三寒四温を繰返しながら春はやってくるといいますが、今日は底冷えのする寒い朝でした。それでも日中は陽射しも柔らかさをまして、風さえなければ何となく春めいてきたように感じます。 ところで、先日、久し振りに碁会所へ行って囲碁を楽しんできました。免許状があるわけではありませんが、参段格で申告して、2人の方との対戦成績が5勝3敗。しばらく遠ざかっていた割にはよく打てたかな、と自画自賛しています。 囲碁の心得の中に「大局着眼小局着手」という言葉があります。つまり、碁盤全体を見渡して最も価値の高いところに着手するというような意味ですが、これは囲碁に限らず何にでも通用する言葉でもあります。言うは易し行うは難しで、物事を大局的に判断してタイミング良く効果的に実行することは、日頃から訓練して習慣づけしていないとできません。この「独り言」にしても、もう少し気の利いた話題を、とは思うのですが、感性と文才の乏しさ故に毎回、駄作を連ねています。タイトルのとおり、このページは独り言なんだから、まっ、いいか。 |
2003/03/02 |
このところ暖かい日が続くようになってきたと思っていたら、3月に入っていました。 あちこちの梅林から花便りを目にしますが、例年訪れている月ケ瀬梅林は3月中旬が見頃で、今から楽しみにしています。 しばらく中国の歴史小説から遠ざかっていましたが、1ヵ月ぐらい前から北方謙三の「水滸伝(現在9巻まで出版)」を読み始め、今日から第9巻を読み始めました。数えてみると3日に1冊ぐらいのスピードで読んでいることになります。 中国の宋の時代。行政や軍の腐敗に義憤を感じた者達が梁山泊に集結して国家に立ち向かうという、お馴染みの物語ですが、北方謙三の筆の運びに乗せられて一気に読んでしまいました。 これと併行して、通勤電車途中では加賀乙彦の「高山右近」を読んでいます。江戸時代初期に厳しさを増したキリシタン禁制令の煽りを受けて、かって大名であり、また高名な茶人で、熱心なクリスチャンでもあった高山右近が迫害を受けながらも信仰を曲げず、金沢から長崎、そして最後はマニラへ流されて果てるまでのありさまを描いています。 |
2003/02/21 |
昨日、アクセス件数10万件を達成しました。2001/10/8
にカウンターを設置してから奇しくも丁度500日目での記念日となりました。 ホームページを作り始めてから、とりあえずアクセス件数10万件達成を目指して頑張ってきたつもりです。Excelの解説だけ、という地味な内容ですが、皆さんによくご覧いただけたものだと感慨を新たにしています。皆さんに感謝あるのみです。今後は、Excelの関係もさることながら、趣味の写真とかドライブ記録、小説のことなど楽しいコンテンツも加えていきたいと思っていますが、サーバーの容量がそろそろ満杯になってきましたので、そのうちに引越しすることになりそうです。 これを契機に内容の充実に努めていく決意ですので、これからもお付き合いの程よろしくお願いします。 |
2003/02/16 |
一週間のご無沙汰になってしまいました。先日、久し振りに宇宙の未来の姿がどうなるか、という新聞記事を見ました。それによると、宇宙の年齢は現在138億歳(確かそうだったと記憶していますが・・・)、これから宇宙は永遠に拡がり続けて再び一点に戻ることはない、とのことです。 ところで「宇宙」という言葉は、中国の漢時代の著作「淮南子」に、「四方上下これを宇といい、往古来近これを宙という」と書かれ、空間的広がりと時間的広がりを合わせたものが宇宙というのだそうです。(佐藤勝彦「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」より) この広がりが際限なく続いて、星は生成流転を繰返しながらも、宇宙の最後は冷たく深い闇に閉ざされてしまうということになりそうです。もっとも、そんな遥か彼方の時代まで人類が生き永らえることはできませんし、形あるものはいずれ必ず壊れるとはいうものの、それでもなんとなく寂しいものを感じます。 |
2003/02/09 |
「主婦のためのExcel入門講座」番外編(5)を本日掲載しました。講座の内容に見合った適当な例題を作るのに時間を費やして、前回から1ヵ月も経ってしまいました。とりあえず、今回をもって講座の終了とさせていただきます。 次回以降の予定はありませんが、家計簿の作り方などを掲載したらどうかと考えていますが、構想が出来ていないので今のところなんとも言えません。 偶然かもしれませんが、この講座を始めた頃からしばらく経って、アクセス件数が1日100件近く多くなったことに気が付きました。連載中、ときどきBBSとかメールで励ましのお言葉をいただき、大いに元気付けられました。講座の内容はもちろん掲載しておきますので、後日、ご利用いただけたら幸いです。 |
2003/02/09 |
今週の2月12日は、司馬遼太郎が亡くなって(1996年)から7年を迎えることになります。彼の功績を後世に伝えるため、東大阪市に司馬遼太郎記念館が建てられていますが、彼の好きだった菜の花に因んで、命日を「菜の花忌」と名付けて、毎年、在りし日を偲んでいます。記念館にはまだ訪れたことがありませんが、機会があれば是非行ってみたいと思っています。 ところで、つい先日、司馬遼太郎の「人間について」という本を読みました。内容は、大阪大学名誉教授の医学者、山村雄一氏と1983年に行った対談で、もう20年も経つのですが、文学、医学、宗教、国家と、様々な視点から人間の生と死、人間を巡るいろいろな側面を捉えて語り合われたものです。 |
2003/02/06 |
今年の冬は、長期予報によれば暖冬ということだったのですが、結果的には最近になく寒さが厳しいような感じがします。この地方では雪の降った日は少ないのですが、気温が上がらず肌寒い日が続いています。 子供の頃の思い出を辿ると、冬は手足に"しもやけ"や"あかぎれ"ができて、痛かったり痒かったりしたことが記憶に残っています。現在と異なって、戦後の間もない時期で十分な栄養を摂ることができなかったのも原因の一つであったかもしれません。寒い朝には軒先に"つらら"が下がっていたり、庭先には背の高い霜柱を見ることができました。 このごろはそんな光景を目にすることがほとんどないように思います。やはり、温暖化の影響なんでしょうか。そういえば、季節感そのものが薄れてきたようにも感じます、果物や野菜なども一年を通して食べることができます。それはそれで便利でも有り、かつ、ありがたいことなのかもしれませんが、「旬の味」というものから遠ざかって、本当の美味しさを忘れそうな淋しさを、ふと感じたりもします。 |
2003/02/04 |
浅田次郎の「壬生義士伝(上・下)を読みました。盛岡・南部藩の足軽だった主人公、吉村貫一郎が、打ち続く飢饉で日々の食にもことを欠く妻子を養うため、やむなく脱藩して新撰組に入隊してからの彼の足跡と、幕末という時代を、明治維新後50年を経た大正年代に入ってからの新聞記者の取材なのでしょうか、元新撰組隊員など吉村貫一郎ゆかりの人々の思い出語りや主人公本人の独白の形式を借りて小説としてまためたものです。 全編を通して、当時の「侍」とは、「義」とはなんであったのか、生きるということはどういうことか、を考えるのが一つのテーマとして描かれています。時代小説にある幕末の剣戟物とは趣の異なる読み応えのある小説でした。 新撰組は、一部を除けばこのような下級武士や百姓、町人が寄り集まってできた組織です。そんな彼らの中にこそ本当の「侍」魂があったのではないか、と作者は訴えているようでもありました。この小説は映画化されたようですが、小説にある人間の心の葛藤をどう画像に表現しているのか興味はありますが、一方で、このままイメージの世界に留まっているほうがいいのかなという気もします。 |
2003/02/01 |
先日、久し振りに京都へ行ってきました。今回は、一人でドライブです。朝7時30分に家を出発。名神高速道を京都南インターで降りて、まず平清盛が寄進したという三十三間堂を訪れた後、高野を経て金閣寺へ立ち寄ったところ、残念ながら修復工事中ということで観るのを断念。一本道を竜安寺、仁和寺、大覚寺、化野念仏寺と少し急ぎ足の寺巡り。 大覚寺は初めてだったのですが、どこかの家の法事が営まれていたらしく、8人ぐらいの僧が唱える般若心経を聞く幸運に恵まれました。化野念仏寺はかれこれ20年近く前に訪れたことがあります。その時はそれほど印象には残っていませんでしたが、今回、じっくりと石仏を見て回って、もう風化して原型さえとどめない無縁仏の素朴な姿やさまざまな表情に、小さな石仏に込めた庶民の祈りや想いを垣間見ることができたような感じがしました。 大覚寺、化野念仏寺がある嵯峨野一帯の家並みは、土地の人達の申し合わせでもあるのか、土壁が一様に若草色に近い色で揃っていて、古都の風情をさらに引き立てているようでした。 嵐山パークウエイに入り、高雄の手前の食堂でコーヒーを飲んで冷えた身体を温めながら、店のおばさんの話をきいたところ、今年は寒さが厳しく、昨年と比べると雪の降る日が多いとのこと。さらに足を伸ばして栂尾の高山寺へも参観。 かってデュークエイセスが「日本の歌」シリーズで歌った「女ひとり」という曲がありますが、これで一昨年訪れた大原・三千院と今回の嵐山・大覚寺、栂尾・高山寺をあわせて、歌に登場するすべての寺を巡ったことになるなぁ、と一人満足顔をして家路に着きました。 |
2003/01/26 |
またまた本の話です。瀬戸内寂聴「釈迦」「釈迦と女とこの世の苦」を読みました。 「釈迦」は、彼の一生と彼にまつわる逸話を、彼自身と近従の人たちによる回想の形で小説に仕上げています。もう一冊は随想とでも言えばいいのでしょうか。姉妹編のようになっています。釈迦については今まで良く知らなかったのですが、この2冊の本を読んで輪郭だけは掴むことができました。 インドは、釈迦の生きた時代の前から、カーストと呼ばれる階級制度があり、身分による差別が存在していたのですが、そんな時代に釈迦は、「人は生まれながらにして平等である」という思想を持ち、わかり易いことばで大衆に教えを説いて、各階層の人たらからも絶大な信頼を得ていたようです。 瀬戸内寂聴は51歳で出家し、以後、仏門で30年の歳月を過ごしてきたのですが、その間10度以上、インドの各地を訪れています。釈迦が入滅したのが80歳だということですから、瀬戸内寂聴もいま同じ年齢を迎えていることになります。 老いてなお活発な著作活動を続けているのは敬服の至りです。この2冊の本も自らの僧としての体験と取材を通して書かれたものであるだけに、一読の価値はあるように思います。 |
2003/01/19 |
久し振りの書き込みになります。先週の土曜日にまた本を2冊買ってきました。三田誠広「夢将軍 頼朝」と瀬戸内寂聴「釈迦」です。 「頼朝」の方は昨日読み終えました。後白川上皇(四の宮)、和歌で有名な西行、日本のオペラにもなった「袈裟と盛遠」の主人公で、盛遠の出家後の姿である文覚との出会いから物語は始まっています。平治の乱で源氏が平家に敗れて父・義朝を亡くした後、平清盛によって命だけは救われ、遠流先の伊豆での北条氏との出会いが頼朝の転機をもたらすことになります。 この小説は、頼朝の一生を辿りながら、その人となりや人生の出会いの不思議。公家社会から武士社会へ移り行く時代の流れなどが、史実に則って情緒過多に陥ることなく描かれています。 頼朝が人気が薄いのは、源義経との関係にみられるように、従来の近親者による一族支配の弊害を避けるため、御家人と呼ばれる源氏の組織的支配へと方向を転じようと、近親者に対して特別扱いをせず冷徹であったことにも起因するというのが作者の言わんとするところのようですが、彼の死後、執権・北条氏の一族支配の破綻によって鎌倉幕府が倒れたという皮肉な結果を招いてしまっている。 |
2003/01/10 |
年末に買った5冊の本で、立花隆の「電脳進化論」は、スーパーコンピュータの開発状況と、利用実態について書かれています。初版が1993年と、この世界では大昔と言えるほど古い本ですが、それでもスーパーコンピュータの底知れない能力と利用分野の広がりには目を見張るばかりです。 中でも驚いたのは、なんと、買えば数十億円もするスーパーコンピュータを個人で4台も所有している人が現実に居るということだった。 それと、光コンピュータ、量子コンピュータ、バイオコンピュータと、どんどん新しい技術が開発され、そのうち、人間の脳に迫る機能を持ったものまで現れそうな状況にあるという。そのことは現在読んでいる立花隆「100億年の旅」にも続編のような形で脳型コンピュータ、人工知能のことが触れられている。この本でさえ初版が1988年で5年も前のものであることからすると、現在はどこまで進化しているのか想像もつかない世界です。 このまま進化しつづけると、手塚治の「鉄腕アトム」のようなロボットが現実の話となってきそうな気さえする、正月に相応しい夢のある本でした。 |
2003/01/06 |
このところの寒波到来で、名古屋にも未明から雪でした。「雪」といえば、数年前に行った京都の金閣寺を思い出します。前夜に降り積もった雪が建物と庭に程よく残っていて、金色の建物と雪の白さのコントラストがとても美しく、いっそう古都の雅やかな風情を漂わせていました。 そういえば、先日来読んでいた池宮彰一郎「平家」の舞台も京都です。保元、平治の乱を経て、源氏を降し、平清盛がいよいよ権勢を豊かにして平家の春を謳歌するときが訪れたところで第1巻は終わっています。 物語の中で、仁和寺、三十三間堂・蓮華王院、御所など、懐かしい名前を見ているうちに無性に京都へ行ってみたくなりました。平家ゆかりの地などをそぞろ歩きながら物語の舞台の今を辿るのも一興かな、と思っています。 |
2003/01/03 |
MSNのチャットで自分の部屋を持って、約1ヵ月が経過しました。この間、いろいろな方と巡り合いました。別に意図したわけではないのですが、何故か女性の訪れが多いようです。「高原のそよ風」というルームネームと部屋をPRするキャプションの与える印象が女性にフィットしているのかもしれません。 チャットもいろいろな部屋があって、絵文字(顔文字)が氾濫してとりとめのない会話に終始しているところもあれば、来訪が多くて挨拶に忙殺されているようなところもあります。趣味などの会話をゆっくり楽しんだり、ときには自分をさらけ出した会話をしたいと思うと、やはり自分の部屋を持って、それなりの雰囲気作りをする必要があるわけですが、訪れる方も同じような気持で部屋の住み分けをされているようです。 いずれにしても、自分の部屋に居ながら、地域や老若男女の別を超えて、また、会社などの組織のしがらみから離れて、フリーな立場でいろいろな分野の方と会話ができるのがチャットの面白さだろうと思います。 |
2003/01/01 |
平成15年の元旦は、穏やかな天気に恵まれました。何度か迎えてきた正月ですが、この頃はゆっくりできるのだけはありがたいと思います。今年は正月の前後に土・日がありますのでいつもより長めの休みがとれて、助かります。 といっても、何処かへ出かけるわけでもなく、家でノンビリ過ごすだけですが、あれこれと日頃手をつけられなかった自分の好きなことが自由にできるのは嬉しいものです。 ここ数年、門松がとれた頃、御前崎灯台の近くへ魚料理を食べに行くのが恒例行事のようになっています。釣宿ですけどリーズナブルな店で、何時行っても近所の人で込み合っています。灯台から見る太平洋は、"ほんとに地球は丸いんだ" と、実感できるほど広々とした海を見ることができます。 ときどき往復の経路を変えて車で走ると、思いもかけない風景にめぐり合うこともあります。フラッと立ち寄った法多山もその一つでした。それほど名が知られていないのですが、杉木立に囲まれた参道の奥に立派な建物があったのは驚きでした。今年はどんな出会いがあるのか、いまから楽しみです。 |
2002/12/31 |
今日は大晦日。今年最後の書き込みです。この一年を振り返ってみると、私事では、前半は入院したり異動で職場をかわったりと、何となく慌しかったのですが、後半は少し落ち着いてきました。 世の中の方は、景気も一向に回復の兆しが見えず、閉塞感が漂っているように見えます。その中でも明るい話題は日本では初めてノーベル賞を二人同時に受賞したことでしょうか。毎年、来年こそはと、なにがしかの期待を抱いて新年を迎えますが、一説には今年より更に悪くなるとの観測もあって、今年同様に厳しい年になりそうです。 そうした世間のことはともかく、来年はこのホームページだけは飛躍の年にしたいと思っています。コンテンツも少し幅を拡げてExcel以外の分野にもそろそろ入っていきたいという意気込みはあるのですが・・・ |
2002/12/29 |
年末・年始ようにと買った5冊のほんのうち、すでに2冊読んでしまいました。1冊めは「巨大望遠鏡時代」。日本の「すばる望遠鏡」がハワイのマウナケア山頂に完成するまでのエピソードを主として書いたもので、当時の規模では世界一を誇っています。完成に至るまでに様々な技術的問題を克服していった技術者達の情熱と努力にはただただ頭が下がる思いです。 宇宙の開闢から現在まで140億年という途方もない時間が過ぎているわけですが、天文学は過去の宇宙の姿を捉える学問と言えます。また、写真で見る宇宙には形といい、色彩といい、想像を絶するほど美しい銀河や星雲がたくさんあります。 悠久の時を経ていまなお光を放っている星々を見ていると、宇宙ではケシツブにも満たない地球上での日常の出来事の意味や価値を考えさせられることが度々あります。人間、もう少しおおらかになれないものか・・・・。 |
2002/12/28 |
いよいよ今日から年末・年始の休みに入りました。今年は前後に土・日があって長い休みとなり、いろいろやりたいことができそうです。 ところが、休みの初日も間もなく1日が過ぎようとしていますが時間の経つのが早いこと。今日は午前・午後にちょっとした用事があって、外へでかけたこともあるかもしれません。"1日では大したことができないんだなぁ" ということをつくづく実感すると同時に、"だから時間は有効に使わなきゃ" と今更ながら考えているところです。 また、今年はなぜか歳末ということを強く感じない年でもありました。年々季節感が薄れてきて、なんとなくメリハリのつかない、いま一つすっきりしない気分です。これは自分の年のせいなのか、世相の反映なのかよくわかりません。 |
2002/12/23 |
明日はクリスマスイヴ。考えてみれば、日本人は宗教的には変わった民族だなぁと思う。正月は神社に初詣、結婚式は仏式・・・いつの時代からこうなったんだろ。 最近は、クリスマスイヴも静かになった。道端で泥酔している人はほとんどみかけないし、タクシーにもすぐ乗れるし。マイホームパパがいいとか悪いとかは別として、みんな家庭的になったのかな。 もっとも世の中物騒になって、深夜の一人歩きは何が起きるかわからないという不安もあるのかもしれない。治安だけはよかった日本だけど、景気が悪いせいだけではない、人の心に何か大きな変化がおきてるような気がしないでもない。子供がすぐキレるのも、いとも簡単に人の命を奪うのもどこかが狂ってるとしかいいようのない荒んだ風潮を見るにつけ、"これからどうなるんだろう"という想いでじっと息を潜めている人が沢山いるような気がする。 |
2002/12/22 |
一昨日、正月用に本を5冊買いこんできました。今回はノンフィクション中心で、立花隆の「100億年の旅」「電脳進化論」、野本陽代「巨大望遠鏡時代」、城山三郎「人間復興の経済を目指して」、それと時代小説で池宮彰一郎「平家(上巻)」です。 とりあえず「巨大望遠鏡時代」から読み始めていますが、世界の巨大望遠鏡がどのようにして作られたかというような内容で、興味深く読んでいます。 今日は、忘年会も一段落したので、現在連載中の「主婦のためのExcel入門講座」最終回の掲載を終わり、なんだかホッとしました。短期間(3週間)で作成した割には結構な分量になり、A4で50ページぐらいあるようです。 |
2002/12/17 |
今年もあと2週間となり、残り少なくなってきました。そんなわけで、今週は忘年会ラッシュ。水曜日以外はすべて忘年会で疲れます。 「主婦のためのExcel入門講座」も6回まで完了し、印刷の方法を残すのみとなりました。オマケとして万年カレンダーの自動作成で使用した関数の解説でもしてみようかと思っています。これは来年になりそうです。 |
2002/12/12 |
最近、本を読んでいて、ひよっとしたら文字だけ追ってるんじゃないかと、ふと思うことがあります。書かれている言葉だけじゃなくて、行間を読むことを怠っているような気もします。もう少し味わいながら読まないといけないなぁと反省しています。 大江健三郎「言い難き嘆きもて」を読んでいますが、彼特有の表現で、難しいところも時々ありますが、息子の光のこと、核廃絶に関すること、彼の周囲の人達のことなどについて、率直に心象風景を語っています。ところところノートに書きとめておきたいことなどもあって、参考になります。 |
2002/12/08 |
今日は終日雨。外出もままならず、一日中HP作りに勤しんでいました。軽い気持で「主婦のためのExcel入門講座」を引き受けたのはいいけれど、元来の凝り性が災い?して、本格的な初心者入門講座になってしまいました。 可能な限り専門用語を使わずに平易に書くことの難しさを痛感すると同時に、「楽しさ」をも追究しようという欲張りな試みで、会話形式を採ったのですが、思わぬところでチャットの知識や会話が役に立ちました。 この際、自分も登場人物になりきって、楽しんでみようかと思っています。ただ、女性言葉は慣れないのでチト戸惑っています。 |
2002/12/05 |
小説だと思って買った「山岡鉄舟」は、実は伝記でした。でも、なかなか面白かったですね。彼の胆力と説得力が剣術の他に禅によっても裏付けられていることなどは新しい発見でした。また、彼のように打算や欲得とは程遠い行動を、現代の政治家に求めるのは無理なのでしょうか。 つい先日読んだ本。城山三郎「この命何をあくせく」。エッセイ集です。ほんとに人生、あくせくしないで、自然に、あるがままに生きたいものです。素直に物事に感動できるのは素晴らしいことですが、邪念が邪魔をします。共感を覚えた1冊でした。それから、これから読もうとしている本。大江健三郎「言い難き嘆きもて」。これもエッセイ集です。 |
2002/12/01 |
チャットを始めて約1ヵ月が経ちました。なかなか自分にフィットする部屋がないので、とうとう自分の部屋を持つことにしました。「高原のそよ風」というタイトルです。ジャンルはライフスタイル。前にも書きましたが、ジャンルはあまり関係がないようです。でも、イメージとしては自分の方向性を示すような雰囲気のあるジャンルを選択したいということで決めました。 チャットのプロフィールに私のHPを紹介する欄があって、ときどき訪れてくれます。いろいろな方とお話をしているうち、Excelを覚えたいけどキッカケがない、難しいんじゃないかということで、扉を開けることを躊躇している方が結構多いことに気付きました。 チャットで知り合った方が"主婦にもわかるような講座"を作って欲しいというご希望もあって、"それじゃあ"とばかり「主婦のためのExcel講座」を開設しました。単なる機能解説ではなく、実用性を重視した内容にしていくつもりです。 BBSに3名ほど参加申し出があります。興味のおありの方はぜひどうぞ。 |
2002/11/24 |
やはり校正はしっかりやらなければいけませんね。動作確認したところ、ミスプリがチョコチョコありました。昨日・今日で約半分程度の修正を行いました。残りはできるだけ早くやるつもりです。誤りは放置できませんので。 ところで、昨日、初めてチャットの部屋を作ってみました。「高原のそよ風」という名前を付けたところ、タイトルが優しそうに感じられるせいか、40歳前後の女性の訪れが多くありました。ゆったり落ち着ける感じがしたそうです。私は、八ヶ岳高原の涼風を受けて本でも読んでいる姿をイメージして命名したのですが・・・ |
2002/11/19 |
先日リニューアルした Excel VBA
Parts Collection
の動作テストを行うことにしました。作成中も一応内容の確認はしたつもりですが、前作ではやはり校正漏れがありました。最もいやな作業ですが念には念を入れてということで・・・。 今年もいよいよ残り少なくなってきましたが、どうやらホントの意味での完成はやはり年末ということになりそうです。 陳舜臣の「曹操」を読み終えました。この前読んだ「諸葛孔明」と同様に、「三国志演義」とは異なり、史実にできるだけ近い形で主人公の人間の内面を浮き彫りにしようという意図で書かれた小説という感じを受けました。したがって、派手さはありませんがそれなりに読み応えがありました。 久し振りに日本の幕末を舞台とした小説を読みたくなって、小島英煕の「山岡鉄舟」を買ってきました。彼の本は初めてですが、江戸城無血開城の一方の立役者の物語ですので期待しています。 |
2002/11/17 |
この土・日曜日が紅葉見物には最後の週かな、と思って楽しみにしていましたが、風邪が一向に良くならず(夜更かしばかりしているせいかも)、残念ながら家で休養ということになりました。 あれこれと今後のHP制作のことなど考えたり、本を読んだり、ぶらぶらと過ごしているうちに2日間の休みが終わりそうです。今日は久し振りに寒さも和らいで暖かい一日でした。来週あたりから忘年会のハシリでボチボチ宴会やら飲む機会が多くなりそうです。こんな調子では風邪も治りませんね。 |
2002/11/10 |
このところの寒波襲来でとうとう風邪をひいてしまいました。連日のHP制作の疲労の蓄積も影響したかもしれません。程ほどにしないと・・・ ところで、本日、Excel VBA Parts Collection のリニューアルがとりあえず終了しました。「とりあえず」というのは、まだ少し追加したい内容があるからですが、ボチボチやることにします。しばらく休養しないといけませんので。 今度は、読書のことです。立花隆の「サイエンスミレニアム」を読みました。ニュートリノ、脳形成遺伝子、環境ホルモンなど、現代の最先端の科学の現状がよくわかります。とりわけ、脳については驚くことがたくさんありました。 |
2002/11/05 |
黒岩重吾の「子麻呂が奔る」を読み終えました。舞台は明日香、斑鳩の里。推古天皇時代の物語です。犯罪捜査を担当する下級役人の子麻呂が身辺に起こった事件を解決していくという内容で、一見なんの変哲もないと思われる事件が意外な展開を見せていく、ちょっと風変わりなミステリー。 遣隋使の模様を縦糸にしているが、それとは直接的には関係のないと思われる 6 つの事件を描いている。黒岩重吾らしい時代設定・背景描写で興味をそそられた本でした。 次の予定は陳舜臣の「曹操」。文庫本で上下2巻になっています。三国志では劉備玄徳が主役で、曹操は悪役っぽく表現されていますが、彼は戦の名手である反面、詩にも造詣が深く、なかなか魅力のある人物です。 |
2002/11/02 |
8月に着手したExcelVBA Parts
Collection のリニューアル作業も残り約100KBとなりゴールがようやく見えてきました。当初のデータ量は520KBだったのですが、現在、制作済み分で約1MBになっています。この調子で行くと1.2MBぐらいになりそうです。解説を書こうと思ったのが大間違いで?、とんでもない量になってしまいました。 今回は、すべてのコードをExcel上で実際に動作確認をして、極力誤りがないように、また、関数やメソッドの引数の解説もできるだけ表形式にして見やすくなるよう工夫したつもりです。 早ければ今月中にUPできそうですのでご期待ください。 |
2002/11/01 |
黒岩重吾の「子麻呂が奔る」を買ってきました。聖徳太子の時代の物語です。黒岩重吾は、卑弥呼など古代の日本を題材にした小説をたくさん書いていますが、今回は、本の帯の説明によるとロマン・ミステリーということです。 内容をよく確かめないまま買ってしまったのですが、果たして結果や如何。読み終えたらまたお知らせすることにします。 |
2002/10/27 |
最近、チョコチョコチャットに顔を出すようになりました。わからなかったルールというか作法にも少しずつ慣れてきました。いろんな部屋があるけれど、ジャンルはあまり関係ないみたいですね。あまり大勢のところは会話にならないんで、5〜6人がいる部屋で遊んでいます。 感想としては、みなさん優しいですね。楽しい会話をするために、お互いが気を遣いあってるのがよくわかります。短い言葉でいかに自分の気持ちを伝えることができるか、これも勉強になります。まだ、絵文字を駆使してとまではいかないけど、覚えてみるのもいいかなって思っています。 |
2002/10/26 |
陳舜臣の「諸葛孔明」を読み終えてから、宮城谷昌光にしては珍しい日本の現代小説「海辺の小さな町」を読みました。彼は若い頃写真に没頭した時期があり、出版社からの依頼で写真をテーマにした小説を書いたということです。愛知県が主な舞台となっているので何となく親近感が湧いて手にした本です。 写真を媒体として生まれた青春時代の淡い恋と友情をさらっと描写して、中国の時代小説とは全く趣を異にした作品となっている。作家活動の初期の本かなと思ったら、初版が1999年10月(文庫本)となっており、この本の存在は今まで全く知らなかった。 もう一冊、立花隆の「21 世紀 知の挑戦」。これは、今年8月の出版(文庫本)。 バイオテクノロジーに関する内容がほとんどで、DNAについてかなり詳しく、また解りやすく書かれている。いつものことながら、立花隆の探究心や知識の広さと深さには、ただただ感心するばかりです。 |
2002/10/20 |
長野県小谷村と新潟県糸魚川市の境にある日本百名山「雨飾山」へ行ってきました。18日夜、名古屋を出発して、当日はキャンプ場近くの駐車場で野営。翌19日に山登りをした(私は途中の荒菅沢まで)のですが、このところ天気に恵まれず、今回も曇り・一時雨という残念な結果に終わりました。宿泊は秘湯の会会員の梶山新湯「雨飾山荘」。素朴な露天風呂がよかったですね。 天気はイマイチでしたが紅葉はバッチリでした。20日は朝7時30分、宿を出てぶらぶらとアチコチ寄って4時頃に名古屋着。 |
2002/10/17 |
Excel VBA Parts Collection
は、文字列だけで約520KBのボリュームがあり、現在までに約330KB(約2/3)のニューアルが済んでいます。作業を進めているうちにVBA辞書のはずがVBAマニュアルのようになってしまい、330KBだったものが720KBにもなってしまいました。残りが190KBですので、この調子で行くと最終的には現在の2倍強の1.1MBにもなりそうです。 完成品を早くお見せしたいのですが、ここまできたらやはり全面完成を待ってUpしたほうがよさそうです。という訳で、完成目標を「12月中」としました。 |
2002/10/14 |
報道によれば、3連休とあって乗鞍スカイラインは押すな押すなの大賑わいで、車は大渋滞とか。山頂まで行けそうもありませんので諦めることにしました。 陳舜臣の「諸葛孔明」も残り少なくなりました。読み進めているうちに何となく物足りなさを感じています。なんというか、熱が沸いてきません。淡々と物語が進んでしまって、「あれっ、もう終わり?」という気分です。 三国志時代の背景描写はよくわかりますが、戦闘のありさまなどや登場人物の熱気が伝わってこないのが残念です。中国物には宮城谷昌光のイメージが強すぎて同じものを期待しているからかも知れません。 |
2002/10/07 |
乗鞍スカイラインが来年から一般車両乗り入れ禁止になります。そのため、今年の夏は大混雑したとの報道がありました。もうスグ紅葉が見ごろになる時期です。マイカー登山最後の年ですので今月半ば頃、写真撮影に行こうかと考えています。できれば休暇をとってウイークデイにとは思いますが・・・ 先日、PDA(SONY CLIE)がトラブって、ハードリセットのやむなきに至り、それまで入力したデータがすべて消えてしまいました。大した内容は入ってなかったのですが、やっぱりバックアップはこまめにとらないとダメですね。教訓。 |
2002/10/06 |
中国歴史の小説を読み始めて随分経ちます。最初は宮城谷昌光で始まったけれど、もう彼の小説は読み尽くしてしまいましたので、今は陳舜臣の「諸葛孔明」(上下2巻)を読んでいます。まだ上巻の半分近くなので三顧の礼で有名な劉備との出会いもでてきませんが、この先が楽しみです。 中国の歴史はなんと言ってもスケールが大きいこと、登場人物が多彩で飽きないこと、人間とは何かを考えさせられることもしばしはです。歴史上の人物が語った言葉の中には現代にも立派に通じるような名言も多々あるように感じます。しばらくはやめられそうにありません。 |
2002/10/02 |
明日、Shun's Page 開設1周年を迎えます。当初は1日に25人ぐらいのアクセスで、これだけ沢山の人に見ていただけるとは思ってもおりませんでした。皆さんのお陰で、明日の夕刻には55,555件に到達しそうです。どうもありがとう。 今後、さらに内容の充実に努めるつもりでおります。例えば、ワークシート関数、VBA関数一覧、サイトマップの新設、既存ページのリニューアルなどを予定しておりますが、何分、一週間に1〜2日しか手入れができませんので一通り作るのに約半年はかかりそうです。 現在、Excel VBA Parts Collection の改造工事が比較的順調に進んでおり、ほぼ50%ぐらい改訂版ができています。もうしばらくしたらお目にかけることができるのではないかと思います。 |
2002/10/01 |
本日から「独り言」が新しいページになりました。半年に1ページづつ書いてきて今度で
Vol 3 になります。今後ともよろしくお願いします。 最初の記事は、台風19号。最大風速40mの大型です。幸い名古屋はそれましたが、静岡、東京方面の方はどうぞお気を付けください。 |